チャールストン馬車ツアーのルートと市の抽選

チャールストンの馬車では、通る道を選べる人はいません。乗客もドライバーも同じです。市は馬車が厩舎を出る少し前に、歴史地区の中の区域を1台ずつ割り当てます。このガイドでは、その抽選の仕組みと、ほぼすべてのルートに共通する景色、そして見逃した場所を歩いて補う方法を紹介します。

ルートを選べない理由

チャールストン市は観光馬車を規制していて、ルートもその対象の1つです。歴史地区はいくつかの区域に分けられ、市が運営する抽選によって、出発直前に各馬車の区域が割り当てられます。Carolina Poloの掲載ページははっきりと、ルートはチャールストン市の観光担当職員が決めると書いています。PalmettoのFAQでは区域は5つ。Old Southのガイドはあるレビュアーに、市のルートは9つだと話したそうで、数え方によって数が変わります。Viatorでは、どの掲載ページも注意書きで名所は保証されないとしている点で一致しています。

狙いは馬車を分散させ、1本の通りに集中させずに交通の流れを保つことです。有名な一画に馬が列を作れば、住民も含めて誰もが足止めされます。乗る側にとっては、どんな1時間になるかが運にも左右されるということです。

貸切でも抽選は変わらない

貸切馬車を予約する人は、通りを選べると思いがちです。でも選べません。ViatorにあるPalmettoの貸切ツアーの掲載ページには、市が義務付けた抽選でルートが決まり、名所は約束されないと書かれています。Carolina Poloの貸切1時間も同じです。チャールストンの貸切馬車ツアーで説明しているように、貸切で変わるのは隣に座る人と、ガイドが質問に答えるためにかけられる時間です。区域はやはり市の抽選で決まります。

ほとんどのルートに共通するもの

どの区域を引いても、繰り返し出てくるものがあります。4つの厩舎はどれもCity Marketから1~2ブロックなので、ほとんどのツアーは古い市場棟のあいだで始まり、そこで終わります。その間に馬車は地区の住宅街を進み、次のような景色に何度も出会います。

  • チャールストン・シングルハウス(single house)。妻側を通りに向けて建ち、長い横向きのポーチ(ピアッツァ)が上下に重なっています;
  • 錬鉄の門と、その奥にちらりと見える塀に囲まれた庭;
  • 屋根の上にそびえる教会の尖塔。この街の古い愛称「聖なる街(Holy City)」の由来です;
  • 家の壁に付いた丸形や星形の鉄板。1886年のチャールストン地震の後に取り付けられた耐震ボルトです。

ガイドはそうした家にまつわる話で1時間を埋めてくれるので、静かな住宅街の区域が、夕食の席で一番話題になるツアーになることもあります。ルートに含まれるかもしれない、あるいは含まれないかもしれない名所は、馬車ツアーで通る見どころのガイドで紹介しています。

距離とペース

Old Southによると、1時間で4km以上、約30ブロックを回ります。Charleston Carriage Worksは1時間で3.2–4.8kmとしています。馬はほぼ人が歩く速さで進みます。ガイドが声を張り上げずに話せて、通り過ぎる玄関や庭の門を写真に撮れるくらいのゆっくりさです。バスよりずっと短い距離しか進めないということでもあり、市が地区を区域に分けている理由の1つになっています。

Old Southの馬車の座席から、馬の背越しにOld Exchangeへ続く通りを眺めた景色

区域を決めるのは市の職員

Carolina Poloの1時間ツアーは約45ドルからで、当サイトが比較する昼のツアーで最も安く、Pinckney Streetから約20–30分ごとに出発します。掲載ページには見どころの候補としてBatteryとRainbow Rowが挙がっていて、ルートは市の職員が選ぶと書かれています。24時間前まで無料でキャンセルできます。

抽選にがっかりしたとき

誰もが抽選を素直に受け入れるわけではありません。GetYourGuideのAIによるレビュー要約では、Old SouthとPalmettoのどちらについても、割り当てられるルートの説明がもっとはっきりしていれば良かったという声に触れています。海沿いの邸宅を思い描いていたのに、脇道ばかりの区域を引いた人もいます。どうしても見たい場所があるなら、馬車はそこを通らないかもしれないと考えておきましょう。別の日にもう一度乗ると違う区域になることが多く、Old Southのあるレビュアーは、街の別の地区を見るためにまた喜んで乗りたいと書いていました。

小さな会社も同じルールに従います。Charleston Carriage Worksの住宅街ツアー(約50ドルから)はAnson Streetの厩舎から30分ごとに出発し、乗車の前後に馬を見に行けます。難点はGetYourGuideのレビューがわずかしかなく実績が乏しいことで、ある乗客はルートがRainbow Rowと邸宅街を通ってほしかったと書いていました。一方、Old Southの歴史ツアー(約50ドルから)には何千件ものレビューがありますが、乗客は同じ抽選に従います。

有名な場所へは自分で歩いて

いちばん簡単な解決策はお金がかかりません。East Bay StreetのRainbow Rowも、半島の先端にあるBatteryも、City Marketから歩いて15分ほどです。先に馬車に乗り、ガイドの話を覚えているうちに、馬車が通らなかったほうへ歩いてみましょう。夏なら、その散歩は朝か涼しい夕方に。

座ったまま回りたいなら、Old Town Trolley(約41ドルから)が決まった周回ルートでBatteryからCitadelまで走り、途中でRainbow Rowの前を通ります。難点は馬車ではなくミニバスなので、各見どころでの時間も雰囲気も少なめなことです。すべての選択肢の料金はチャールストン馬車ツアーの料金に、各厩舎がマーケットからどれだけ近いかは馬車ツアーの出発地にまとめています。

抽選と上手に付き合う

馬車はチェックリストではなく、地区への入門と考えましょう。多くのレビュアーが、この1時間のおかげで滞在の残りをどこで過ごすか決められたと書いています。どの区域でも、リズムを作るのは馬です。馬が従っているほかの市のルール、たとえば午後のツアーを打ち切らせることもある夏の暑さの制限については、馬車馬の世話で説明しています。

どの通りを走るか

区域の抽選についての質問

チャールストンで馬車のルートは選べますか?

いいえ。市が運営する抽選で出発直前に各馬車の区域が割り当てられ、乗客もドライバーも変えられません。貸切馬車も同じ抽選に従います。

馬車ツアーはRainbow Rowを通りますか?

通るかもしれませんが、約束できる会社はありません。掲載ページには名所は保証されないとあります。Rainbow RowはCity Marketから歩いて約15分なので、区域から外れていたらツアーの後に歩いて行けます。

チャールストンの馬車の区域はいくつありますか?

Palmetto Carriage WorksはFAQで区域を5つとしています。Old Southのガイドはあるレビュアーに市のルートは9つだと話しており、数え方によって数字が異なります。

馬車は1時間でどれくらい進みますか?

Old Southは1時間で4km以上、約30ブロックとしています。Charleston Carriage Worksは3.2–4.8kmです。馬はほぼ人が歩く速さで進みます。

チャールストンはなぜ馬車のルートを抽選で決めるのですか?

馬車を歴史地区全体に分散させ、1本の通りに集中させずに交通の流れを保つためです。区域は市の職員が厩舎で割り当てます。